2011年10月7日金曜日
『レベッカ』
今日、中央図書館で映画『レベッカ』を見ました。これは、同じ題名の原作を、ヒッチコックという映画監督が、1940年に映画化したものです。そして原作は、ダフネ・デュ・モーリアという作家によって書かれました。本のほうは以前読んだことがあり、その本の訳者あとがきに、映画化されたということが書いてあったので、いつか探して見てみたいと思っていました。
あらすじを紹介します。お金持ちの女性の小間使いのような仕事をしていた「わたし」(この主人公には名前がありません)はある日、妻を亡くしたマキシムという貴族の男性と出会い、彼の後妻となります。そして彼の所有する屋敷であるマンダレーに移り住むのですが、その屋敷にはあちらこちらに、先妻レベッカの生きていた形跡が強く残っていました。「わたし」は次第にレベッカの影に脅かされるようになっていきます。
実際に映画を見てみて、印象に残ったのは、ダンヴァーズ夫人の恐ろしさです。ダンヴァーズ夫人はマンダレーの家政婦ですが、レベッカのことを大変慕っていたために、後妻として入ってきた「わたし」には強い敵意をもちます。「わたし」に自殺を迫るシーンが一番怖かったように思います。
原作も映画も、大変面白いです。どちらも中央図書館にあるので、ぜひ手にとってみてください。
2011年7月17日日曜日
玉川図書館でボランティア
昨日、金沢市立玉川図書館のユースライブラリーコーナーのボランティアに行ってきました。ユースライブラリーコーナーとは、中高生に読書に親しんでもらうために設置されているコーナーです。小説もたくさんありますし、さまざまな学習本もそろっています。私は玉川図書館にはたびたび行っているのですが、そこでボランティアをするのは今回が初めてです。
昨日は第一回目の活動日で、まずはスタッフ同士の自己紹介から始まりました。そのあとユースライブラリーを見学し、このコーナーを改善していくためにはどうしたらいいかを話し合いました。私自身はあまり大した意見を言えませんでしたが、他のスタッフの意見はなるほど、と思うようなものばかりだったので、とても勉強になりました。これから月二回、十二月までこのボランティアに参加することになっています。そこから学んだことをとぼらの活動にも生かしていけたらいいな、と思っています。
ちなみに、みなさんは玉川図書館に行ったことがありますか?武蔵ヶ辻のエムザに割と近いところにある図書館です。中庭があって気持ちがいいし、二階には喫茶店もあります。時間に余裕のあるとき、ぜひ足を運んでみてください。
2011年7月12日火曜日
『本格小説』
今日は、『本格小説』という本を紹介したいと思います。この本は、水村美苗という作家の作品で、新潮社からでています。エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を、舞台を戦後の日本にうつして書き直したものです。
『嵐が丘』のヒースクリフとキャサリンに対応している『本格小説』の登場人物は、上流階級である宇多川家の娘よう子と宇多川家の使用人の親戚である東太郎です。そして『嵐が丘』同様、物語の語り手は女中です。
宇多川家とその親戚はみな軽井沢に別荘を持っているという設定になっているので、物語の中にはたびたび軽井沢が登場します。私も軽井沢には幼いころから何回も行っているので、少しなつかしく思いながら読みました。アウトレットだけでなく、エルツおもちゃ博物館なども訪れたことがあります。
『本格小説』は上、下巻がありページ数が多く、内容がとても濃いです。『嵐が丘』に勝るとも劣らない作品であると私は思っています。文庫本にもなっているので、みなさんぜひ一度読んでみてください。
2011年7月5日火曜日
思いがけない収穫
図書館にはあまり関係ない話ですが、おととい友人と竪町に行ってきました。ぶらぶら歩いていたら「タテマチ大学」という建物を見つけ、気になったので中に入ってみました。すると、あちこちにたくさんの古本が置かれていました。よくよく見てみると、「床においてある本は、ご自由にお持ち帰りください」と書かれた張り紙がしてありました。
中にいた女の人に「本当にもらっていっていいんですか?」と聞いてみたところ、「どうぞ」と言われたので、早速物色を始めました。すると、なんと最近買おうかなと思っていたケン・フォレットの『大聖堂 果てしなき世界』の上、中、下を発見!しかも新品同然でした。思いがけない収穫で、本当にうれしかったです。結局、合計七冊ももらってきてしまいました。
帰宅後インターネットで調べてみたら、「タテマチ大学」はNPOがやっているそうです。もともとは「タテマチ文庫」という、県民同士の本の物々交換みたいな取り組みをしていたようでした。7月10日まで古本が置かれているみたいなので、ぜひみなさんも「タテマチ大学」に行ってみてください。何か収穫があるかもしれませんよ。
2011年7月3日日曜日
朝顔成長中、パラソル増加中
最近は雨も多く水やりも楽な朝顔(図書館からもらったものです)。
ぐんぐん伸びてびっくり。
順調すぎてどこまでいくんだと心配なほどです。
中央図書館の入口にテーブルとパラソルが置いてありますが、パラソル増えてますよね。
私が確認した段階では4つになってました。
暑いけど、いや暑いからこそ活躍を期待されるパラソルです。
さて、昨日は石川四校記念文化交流館に行きました。
金沢大学写真部の学外展がそこで昨日今日とあってそれを見に。
香林坊にある建物自体はこれまで何百回と見ていますが、中にはいるのは初。
レトロな雰囲気で結構好きな空間でした。
学外展は知っている人の写真もあって、この人はこんな写真を撮るんだ、と新たな発見♪
そのあとはまるびぃ(金沢21世紀美術館)に行き今度は金沢大学ピアノの会のサマーコンサートを聴きに行きました。
地下のシアター21というところが会場で、黒を基調としたそんなに広くはないスペースにピアノが1台。
演奏前の静けさがすごく似合う場所だなあ。
こっちも友だちが演奏していてピアノの音に癒されました。
寒さだけでなく暑さにも弱かったんだ、とばてばてな毎日ですが、昨日は久々にいい時間の使い方ができた気がします。
2011年6月14日火曜日
明後日朝顔プロジェクト2011金沢in金沢大学中央図書館
ひいては収穫まで、生協で本買うついでかなんかに元気でやってる?と声をかけに行くだけでいいそうです。
ただもうひとつお家で育てる方の苗も貰ってしまったので、こちらは本当に責任重大。
なんせ2003年の莇平(新潟)に始まり水戸や21世紀美術館を廻ってここまで受け継がれてきた苗だそうで。
まめに世話するタイプでは決してないので、不安…。
とりあえずカーマに行こう。
なお、詳細は金沢大学図書館の明後日朝顔プロジェクト・ブログのほうへ。
そういえば前回のブログで彗星のごとく現れ、金沢市内の古本屋を紹介してくれたのは今年度加入した新メンバーです。
私はブックオフみたいな古本屋は認めない!という趣向はもってませんが、なにぶん自転車で行ける範囲にブックオフがない。
しかも映画好きとあってはオヨヨ書林のような古本屋大歓迎でたまに行きます。
みなさんもぜひ行ってみてください。
2011年4月6日水曜日
チェーホフの手帖
今は『チェーホフの手帖』やレイモンド・カーヴァーの『ぼくが電話をかけている場所』等読んでいます。
大学生になってから、チェーホフの作品を読むようになりました。
ドストエフスキーもトルストイもろくに読んでいないのになぜかチェーホフだけ。
チェーホフと言えば『ワーニャ伯父さん』や『桜の園』といった戯曲が有名ですが、私はどちらかというと短編小説が好きです。
戯曲は最晩年(亡くなったのは40代半ば)に書かれているのですが、小説を書き始めたのはまだ若いころ。
生活費を稼ぐためでした。
このころはユーモアのある短編が多いです。
新潮文庫に『チェーホフ・ユモレスカ―傑作短編集―』というのがありオススメ。
チェーホフの小説を読んでいると、人にはいろんな面があるということを改めて認識させられます。
温かいまなざしで教えてくれることもあれば、離れた距離から人を描写することで教えてくれることもあります。
ウィキペディアを読んでいると(なかなか詳しく書いてあります)、チェーホフの小説や劇においてはなにも起こらない、とあります。内面を描いているのです。
私は伏線がありカチッカチッとはまっていくような小説よりも、なにも起こらない小説に惹かれます。
映画においても同様です。
筋がびしっと決まっているとかどんでん返しがあるとかいう映画も楽しみますが、その実雰囲気のある映画が好きです。
さてさて、そんなチェーホフに関連して。
先日『愛を読むひと』という映画を見ました。
原作は『朗読者』(未読)というベストセラーです。
青年が、年上の女性に何冊も朗読をします。ひと夏の関係でした。
数年後、ふたりは出会います。
彼は再び彼女に朗読をします。テープに声を吹き込み、彼女に送ります。
そのときの作品のひとつにチェーホフの短編「犬を連れた奥さん」があるのです。
「犬を連れた奥さん」を読む声。真剣に聴く姿。
この場面は映画の中でもっとも美しくドラマチックでした。
『チェーホフの手帖』はチェーホフの私録です。
題材・覚え書き・断片・引用等を、いってみれば覗くことができます。
新潮文庫の復刊として読めることが嬉しいです。
興味があれば読んでみてください。
ひとつ、ペトローヴィチだかイワーヌィチだかロシア語の名前に苦戦することを予告しておきます。
2011年3月29日火曜日
久々ミーティング
4月からはまず、新入生を中心に図書館利用をサポートしていこうとしています。
とぼらメンバーが(おそらく)エプロンをつけ図書館内をうろうろしているので、本の貸し出し方法や書庫の使い方など分からないことは気軽に聞いてほしいと思います。
なお同時進行でとぼらの新メンバーも大々的に募集します!!
はてさて、休みも終わりに近づいてきました。
この時期になると私と同じ思いを抱く人もいると思います。
すなわち、いったいこの2ヶ月間自分は何をしていたのか、ということです。
スケジュール帳はわりと白い。もともと書く習慣がない上に、書く予定もない。
別のノートに見た映画や読んだ本がメモしてあるから、それをもとに数日さかのぼってみようと思います。
火曜日、午前十時の映画祭『パピヨン』鑑賞。おじさん率高し。
水曜日、DVD7枚借りる。
金曜日、気分転換に未来屋へ行くと一律200円古本コーナーがある。恩田陸『三月は深き紅の淵を』(持ってるのになあ)、アガサ・クリスティ『スリーピング・マーダー』『ビッグ4』等購入。
土曜日、バイト後にせせらぎ通り、オープンしたばかりの古本屋・オヨヨ書林に行く。
大正6年の建物と古本はよく似合っていた。
和田誠と三谷幸喜の『それはまた別の話』、丸谷才一『恋文から論文まで』、『現代アメリカ推理小説傑作選』がそれぞれ100円だったので購入。
その後DVD7枚借りる。
日曜日、同じくバイト後に主計町で行われていた一箱古本市に行く。
古本屋のあうん堂さんが中心となり月一で行われる古本市で、15店が15箱分の本やらお菓子やらコーヒーやら売っている。
読みたかったガエル・ガルシア・ベルナルの『予告された殺人の記録』や『チェーホフの手帖』が手に入る幸運。他2冊買い所持金1000円goob-bye。
とまあこんな感じの一週間だったことが分かりました。
とまあこんな感じの春休みだったことも分かりました。
こんな感じで過ごしていた人はとぼらに入ってください。大歓迎です。
4月からはとぼらの活動も始まり講義も始まりで、さすがにここまでスローライフを送ることはできませんがマイペースな毎日を送りそうです。
そういえば、とぼらシアターは今年もやっていこうと張り切って計画中です。
上映作品や日程が決まったら随時宣伝していくのでどうぞよろしくお願いします。
2011年3月18日金曜日
最近の読書事情
その頃私は友だちと湖の周りをサイクリングしたり、温泉につかったり、バイキングを楽しんだりまったりしていました。
その友達(以後Mちゃんとします)と会うのは9月の奈良旅行以来でちょっぴり久しぶり。
Mちゃんも結構本好きなので本の話題も盛り上がりました。
Mちゃんとの話に上がったのは松岡圭祐という人。
私は新潮文庫の『ミッキーマウスの憂鬱』ぐらいしか知らなかったけれど(読んでないです)、どうやら千里眼シリーズやら万能鑑定士Qシリーズなど人気らしいです。
Mちゃんは本の中で豆知識、というか雑学が入っているところに惹かれるらしい。
その中にどっかのメーカーのエレベーターはボタンを2回押すと取り消されるというのがのっていたそうで、旅先のホテルのエレベーターでボタンを連打してました。
あと有川浩。
そういえば、高校時代にも『図書館戦争』を妹のために借りていくとか図書室で言っていたなあ。
最近は『フリーター、家を買う』がドラマ化されてる人ですね。
奈良旅行のときに『シアター!』いいって聞いてまだ読んでなくて、いつのまにか『シアター!2』が出てます。
あとこの人の書いたのに『阪急電車』、これは映画化するんですが、があってこっちは阪急電車を実際に通学に使っている友だちが強力プッシュしている小説であります。
前回ビブリオバトルに登場していた辻村深月はちょっと興味あって、Mちゃんに薦めておいたら読んでくれたらしいです。
阪急電車の友だちもこないだ会ったときに、人から薦められて読んだら結構良かったと言っていました。
私としては『凍りのくじら』がお気に入り。
わりと最近文庫化された『名前探しの放課後』(上・下)は青春18キップで行った奈良旅行のときに、電車の中で一気読みです。
旅の途中、ふたりで本屋の店内を歩き回り「あ、この人は」「この本いいよ」など喋り、満足♪
今度会う夏休みまでにまた情報を仕入れておこうと思ったのでした。
ついでのようになってしまいますが、こうして当たり前に本を読み、映画を観れる毎日に感謝です。
2011年2月22日火曜日
見方を変える
これはもう、分かる人には分かるし、分からない人には分からない。
ちなみに勉強が好きか嫌いかと言われれば、一概に嫌いとは言えません。
さて、嫌いなものを前にして人はどうするのか。
読みたくないものは読まない、見たくないものは見ない、やりたくないことはやらない。
多くの人はそうすると思います。
しかしながら、嫌でも何でもやらないといけないことは当然出てきます。
そこで、「好きなことしかやるつもりがないとしたら、好きになるしかない」と言うのは養老孟司さんです。
養老さんは医学部卒(専門は解剖学)の理系の人で、ベストセラー『バカの壁』等多数の著作があります。
「好きになるしかない」なんてそれじゃ問題は解決しない、と思う人もいるかもしれません。
でもこの言葉は私の物事の捉え方、見方を変えました。
好き嫌いというものは生まれつき決まっているものではなく、その時の自分の状態、気分で変わるいい加減なものだということを気づかせてくれました。
養老さんは、そもそも自分は常に変化し続けると言います。
世界が変わるのではなく、自分が変わるから世界が違って見えるのだ、と。
だから「自分探し」なんてものはしたってしょうがないのです。常に変化しているのですから見つかりっこありません。
この考えを知った当時(高校生のとき)、折しも某マンガにて学生が自転車に乗り「自分探し」の旅に飛び出したときでした…。
あと、「個性」という言葉に対する姿勢も変わりました。
「個性」は心にあるのではなく、身体にあるのだというのです。
身体はなにもしなくたって人それぞれ違います。スポーツ選手が代表例で、簡単に真似できません。
一方、心に「個性」をもつ人は極端な話、精神病棟行きです。
むしろ心は他のひとと共通であるべきなのです。
つまり、他人の痛みが分かるということ、感動を共有できるということ。
そういう風に考えると、世の中で叫ばれる「個性」や「独創性」はどうやらピントがずれているようです。
「自分」だとか「個性」だとかの考えを初めて知ったとき、目から鱗でした。
それと同時に、焦ったり悶々としていた自分の気持ちが随分と軽くなったのを覚えています。
うーん、それにしてもまだまだ養老さんの言っていることを消化しきれてないなあ。
養老さんの文章、考えは簡潔・明瞭です。おもしろいです。オススメします。
ほん和か文庫には『解剖学教室へようこそ』があったような。
図書館にも『こまった人』『まともな人』『ぼちぼち結論』(中公新書)、『養老孟司の「逆さメガネ」』(PHP新書)等々、たくさんあるのでぜひともチェックしてみてください。
2011年2月11日金曜日
読書は義務!?
読書のスタイル、本へのこだわりは人それぞれです。
私の場合、頭から離れないのが、「読書は義務」という言葉。
言ったのは高校のときの英語の先生です。
最初聞いたときは義務だなんて、ってちょっと反発する気持ちになっていました。
でも、その英語の先生はとても素敵な人でした。後から気づいたんですけどね。
『ウォー・ゲーム』という映画を目をキラキラさせながら紹介してくれるような、茶目っ気のある人で。
リーディングのときは、へミングウェイの短編をただ訳すだけでなく、自分の解釈を話してくれました。
次第に「読書は義務」という言葉がすーっと私の中になじんでいきました。
義務といったって何を読んでもいい。
難しい本を読みなさいとか新書を読みなさいとか、あんなのはくだらないから読んではいけない、とかそんなことは一度も言われなかったので。
「本を読む」。
ことあるごとに本を読むんだよ、と言って読書を私の中にインプットした人がもう一人いて、高校で2年間担任だった国語の先生です。
この先生も人間的にすごく魅力があります。
どんな人かというと、
「僕の声はこもってるからみんなどんどん寝てっちゃうんだよね。
だからみんなを起こさないようにだんだん声を小さくするんだ。」
「兼好法師が言ってるでしょ。ものをくれる友達が一番大事なんだよ。」
「僕さ、歩いていると知らないおばさんから突然物をもらったりするんだよ。」
「僕はね、真理を見つけたくて大学に入ったんだ。」
とまあ、数々のエピソード・名言を一冊の本にまとめたくなるような人です。
おかげさまで授業はほとんど寝ていましたが、1年生の頃ほとんど読書の習慣がなかった私が2年生になり、年150冊ほどの本を読むような人間になりました。
こうして振り返ってみると、あんなふうな大人になりたい、という思いから本を読むようになったんだなあ、と思います。
あと数をこなそう、っていうのは常に思っています。
何かの本の受け売りですね。
ピカソだって作品がひとつだったわけではない。
数多くの作品を描き、その中の一部が後世にも残るような作品になっている。
だから数をこなす。
読んで読んで、ようやく見えてくるものがあるんじゃないのか、と。
2011年2月4日金曜日
1月振り返り
2月に入りようやく寒さも緩んで、苦しい苦しいテストが終わり、晴れて私の読書&映画生活も復活です。
1月を振り返ると、なんだか図書館のイベントがもりだくさんだった気がします。
図書館内のイベントのポスターも日に日に増えてましたしね。
私がかかわったものといえば、映画上映会と読書会、レポート作成基礎講座に「あなたが選ぶ北陸銀行文庫」への応募、等です。
読書会はいいなあと思いました。
普段自分が読まないような本が登場するとわくわくします。
話しているうちに、そういえば、ってあっちへいったりこっちへいったりするのが楽しいんですよね。
今後の読書会に向けてどんどん新しい分野を開拓していきたいです。
とぼらとして、そして大学生として身に付けねばならぬスキルがある、ということでレポート作成基礎講座も参加させてもらいました。
最近個人的に調べ物をしていたので、書庫に入り論文をゲットする、など情報収集に励んでいました。
で、さらなる段階はその集めた情報からレポートor論文を書けるか、ということ。
この休み期間を利用して取り組んでみたいと思っています。
それにしてもテストが終わった途端にものすごく本が読みたくなり、映画が見たくなり(映画はテスト期間中もそれなりに見てましたが…)、ということで、追いつめられていたんでしょう(笑)。
本と映画とコーヒーの日々を存分に楽しみたいと思います。
2010年12月23日木曜日
To be,or not to be.
これは私の今年の流行語大賞です。いうまでもなく、シェイクスピア『ハムレット』の名台詞。
『ハムレット』にいたく感動した!わけではなく、タイトルもずばり『生きるべきか死ぬべきか(To Be or Not to Be)』という映画の影響を受けました。
『生きるべきか死ぬべきか』は1942年アメリカの映画。大仰なタイトルからは想像できない、洗練された笑いを届けるコメディ映画です。時期が時期だけに徹底的なナチ批判をしますが、それを笑いの中に溶け込ませているところがすごい。
登場する夫婦は俳優で、『ハムレット』の舞台を演じています。
「To be ~」のところは独白ですから、舞台上に夫ひとり。その間に妻が若い男と逢引をするんですね。
逢引のタイミング、サインになるのがこの台詞の始まりです。この台詞の生かされ方が絶妙。すごく気に入って流行語となるにいたったわけです。
読んでいたから、知っていたから、そのものがより楽しめる、ということがあると思います。パロディ作品なんてそうですね。もとを知らないと楽しめない。『ハムレット』自体、読んでもおもしろいともおもしろくないとも思いませんでしたけど、読んでからこの映画を観てよかったと思いました。
私の今年1年はその[もと]をひたすら吸収していたような気がします。本を読む、映画を観る、古典からファンタジーからいろいろと、次から次へと。今すぐに何かに変わるわけではないことに、一見無駄とも思えることに時間を費やしました。
そんな日々を送った私にとって、印象に残った本。脚本家・小説家である向田邦子さんの『夜中の薔薇』です。
突然の飛行機事故で亡くなられた方なので、死後、いろんな雑誌からの文章(エッセイ)が1冊の本にまとめられていて、この本もその1冊です。旅行記だったり食べ物のことだったり、男性鑑賞法なるものもありますが、特筆すべきは『手袋をさがす』『時計なんか恐くない』の2編です。
私と年齢がそんなに変わらない頃の向田さんが感じた焦り、ジレンマ。自分にもよくあてはまります。時間を無駄にしてしまった、もっとやりたいことがあるのに…。
向田さんはそんな20代を振り返っています。それを読んだ私は今はそれでもいいかな、と思えるようになりました。
焦りはまだありますが、今出来ることを精一杯やっていくのみです。
今年1年はなかなか楽しい1年になりました。
2010年10月29日金曜日
ブログ始めます。
しばらくお休みしていましたが、リニューアルして再スタートです。
金沢大学附属図書館学生ボランティアのメンバーが、本や映画など情報メディアについて、そして、活動の場所である図書館について、思いつくままにPecha-Kuchaおしゃべりします。
さて、どんなお話しが始まることやら。
皆さんも、是非、ご一緒に。