2011年5月20日金曜日

思い入れのある映画

早いもので今年度第2回目のとぼらシアターも無事に終わりました。
前回に続き来てくれた方もいたみたいで嬉しい限りです。

今回は3限の時間と5限の時間、という風に2回上映することにしたので私は2回鑑賞しました。
これで「生きるべきか死ぬべきか」という映画を4回見たことになります。

初めてこの映画を見たのは去年の夏、東京のシネマヴェーラ渋谷という映画館でした。
そのときの東京滞在では3日間で7本の映画を見たのですが、そのうち6本はシネマヴェーラ渋谷においてです。
名作映画二本立て(学生は800円)という企画を開催していて「市民ケーン」や「戦艦ポチョムキン」、「東への道」など昔の名作映画を上映していました。
その中の1本が「生きるべきか死ぬべきか」です。
聞いたことがない映画でしたがとりあえず見てみたら、そのおもしろさにびっくり。
別の日にもう一度見た映画です。
同じ映画を何度も見たりするタイプではないのですが、この映画は何度見てもおもしろい。

私の印象だと、昔の映画はもう一度見ても楽しめるものが多い気がします。
先が読めない、とかノンストップのアクション、とかいった近年の映画に比べればテンポもゆっくりだしインパクトは少ないかもしれない。
でも今の映画とは違った魅力(それがたとえストーリーが分かっていたとしても)があるんですよね。

とまあそういうわけで今後も時代に関係なく魅力のある映画を上映していけたらいいな、と思います。
今回は特に個人的に思い入れのある映画だったので上映できて嬉しいです。
ありがとうございました!

2011年5月10日火曜日

5月のとぼらシアター


こんにちは。
はたまたとぼらシアターのお知らせです。

※とぼらでは本に関する活動もちゃんとしています。近いうちにそちらも報告できると思います。

気を取り直して5月のとぼらシアターです。

上映作品:「生きるべきか死ぬべきか」(1942・米)
戦時下のポーランド。ナチスを徹底的に批判しながら観客を笑いの渦に巻き込む傑作コメディ映画です。
日時:5月20日(金)12:50~14:30,16:30~18:10(同一作品を2回上映します)
場所:中央図書館3階AV室
入場無料、誰でも気軽にお越しください。
今回は笑いたい方必見の映画です。ストレス解消になるかもしれません。
なお、1回目の上映は14:30終了予定なので4限がある人も授業にばっちり間に合います。



GWもあっという間に終了です。
ほぼバイトで終わりましたがいい映画に出合うことができました。レンタルで。
「リトルダンサー」という映画です。
2000年イギリスの映画で、舞台となっているのは1980年代のイギリスの炭鉱町。
少年がバレエに目覚め、本気でその道に進んでいくまでを爽やかに描いています。

バレエの話なんですが、嬉しいのは少年がタップダンスを披露するシーン。
身体が音楽と、感情と、一体となって踊っているシーンに感動を覚えます。

あまりに感動しDVDを買おうと思いAmazonで検索してみたら、衝撃の1万円超え。
需要と供給が…とかよくわかりませんがこういう映画こそもっと手に入れやすくなってほしいものです。

似たような時代背景の映画で「ブラス!」(1996・英)という映画もあります。
古くは巨匠ジョン・フォードの「わが谷は緑なりき」(1941・米)も炭鉱町が舞台。
あ、そういえば初めて見たとき号泣した「フラガール」(2006・日)も。
炭鉱町で生きる人々の姿、描かれるドラマは胸にグッとくるものがあります。

機会があればぜひ見てみてください。
とぼらシアターもよろしくおねがいします!