しばらく更新が滞っていた間にとぼら選書コーナーの展示を変えたので紹介します。
今回は各自が自由なテーマで本を選び並べています。
「怖い本」目につきますが私が選んだテーマは「短編小説」です。
みなさんにぜひ読んでもらいたいのは「ちくま文学の森」全16巻。
日本だけでなく世界中から集められた短編小説が「おかしい話」「心洗われる話」「とっておきの話」などの16のテーマにわけられていて、もうどれから読んでもどこから読んでもおもしろいシリーズ本です。
モーパッサン、アンデルセン、O・ヘンリー、チェーホフ、コクトー、モーム、サキ、芥川龍之介、太宰治、江戸川乱歩…、短編の名手たちがその腕を存分にふるっています。
中央図書館には全巻あり。
なお16巻のうち10巻が文庫本として発売されていて、そちらは生協さん店頭に並べておいてくれると嬉しいな、なんて。
「ちくま文学の森」のもうひとつのおすすめポイントは安野光雅さんの装画であるということ。
表紙の絵をぜひご覧になってください。
私は高校の修学旅行で安野光雅さんの美術館に行って以来のファンです。
友だちがここ行きたいというまでは存在も知らなかったけれど、この出合いによりファンとなりました。
ほん和か文庫には安野光雅さんの絵本があるので興味をもたれた方はそちらもどうぞ。
選書コーナーの本は貸し出しOKです。
どんどん借りて読んでください。
私は今年の夏休み、ようやくドストエフスキーに挑戦しようとしています。
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