お久しぶりです、マープルです。
今日、中央図書館で映画『レベッカ』を見ました。これは、同じ題名の原作を、ヒッチコックという映画監督が、1940年に映画化したものです。そして原作は、ダフネ・デュ・モーリアという作家によって書かれました。本のほうは以前読んだことがあり、その本の訳者あとがきに、映画化されたということが書いてあったので、いつか探して見てみたいと思っていました。
あらすじを紹介します。お金持ちの女性の小間使いのような仕事をしていた「わたし」(この主人公には名前がありません)はある日、妻を亡くしたマキシムという貴族の男性と出会い、彼の後妻となります。そして彼の所有する屋敷であるマンダレーに移り住むのですが、その屋敷にはあちらこちらに、先妻レベッカの生きていた形跡が強く残っていました。「わたし」は次第にレベッカの影に脅かされるようになっていきます。
実際に映画を見てみて、印象に残ったのは、ダンヴァーズ夫人の恐ろしさです。ダンヴァーズ夫人はマンダレーの家政婦ですが、レベッカのことを大変慕っていたために、後妻として入ってきた「わたし」には強い敵意をもちます。「わたし」に自殺を迫るシーンが一番怖かったように思います。
原作も映画も、大変面白いです。どちらも中央図書館にあるので、ぜひ手にとってみてください。
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