2011年1月25日火曜日

第2回読書会

こんにちは。よしだです。
1月23日に第2回読書会を行いました。参加者は三名です。
(写真はうっかり撮り忘れました;)
今回紹介した作品の一部です↓

・嘘つきアーニャの真っ赤な真実  米原万理
・1950年のバックトス  北村薫
・ワーニャ伯父さん  チェーホフ
・密室の鍵貸します  東川篤哉
・世界征服は可能か?  岡田斗司夫
・ヴィラ・マグノリアの殺人  若竹七海

会の中で「チェーホフはイケメンだ」という話が出たので、検索してみました^^
確かに知性がにじみ出た整ったお顔立ちです^^

読書会は、自分が普段読まないジャンルの本に興味を持つきっかけにもなって素敵だなあと思います。今期の読書会はこれで最後ですが、今後も続けていってもらえたら嬉しいです!

2011年1月20日木曜日

読書雑感。

このブログでははじめまして、の巽です。
人文1年、富山出身、海より山派で夜歩きが好き。

そろそろ期末試験やレポートに向けて慌ただしくなってきましたねー…。
図書館で勉強している人の数も増えているように感じます。

でも、そんな時こそちょっと一息、好きな読書で心に余裕を!
そう自分に言い訳しながら本を読み漁っている今日この頃。
少し前までは新書に走ってみたり古典に走ってみたりしていたのですが、最近は小説ばかりです。家にある文庫本のストックを片っ端から読み、それがなくなれば本屋に行き図書館に行き、そこで買った本や借りた本をまた片っ端から読み、それがなくなれば……というサイクルを繰り返していました。お年玉の有難さをしみじみと実感した半月。

その中で、上橋菜穂子の『守り人』シリーズ、ルイスの『ナルニア国物語』を全巻通して読んだり。
『すてきな3人ぐみ』や『ちいさいおうち』、『花さき山』といった懐かしい絵本を手に取ってみたりして。
思ったのは、「子どもの頃に読んだ本」や「初めて読んだ本」というのはいいなあ、今でもなんとなく特別だなあ、ということでした。

ああ、これ懐かしいなあ…とか。
あれっ、こんな話だったっけ? とか。
友達と一緒にはまったなあ、とか。
小さい頃は自分で読めなくて、好きな絵本は何回も読み聞かせてもらったなあ、とか。

数年前、著作権が切れた関係でいくつもの社から『星の王子さま』が出版された時、何冊か読み比べてみました。訳の上手い・下手であるとか、好き・嫌いとはまた別に、やっぱり小学生の時に初めて読んだ内藤濯訳の『星の王子さま』こそが、私の中の『星の王子さま』だなあ、と感じたこともあります。
初めて読んだエンデの『はてしない物語』は岩波少年文庫の上下巻でした。数年経ってから、本の中に登場するそのままの装丁の単行本の存在を知って、ひどく感動したこともあります。

いろんなことを思い出したり、昔は気付かなかった新しい発見をしたり…。
本には読み返す楽しみもあるんだ! ということを改めて実感できた気がします。
たぶん今読んでいる本も、何年か経って読み返した時にはまた違って見えるんだろうな。
そう思うとなんだかワクワクします。

今回は具体的な一冊の紹介はできなかったけれど、それはまた今度、ということで…。
みなさんの好きな一冊もぜひ教えてほしい! 今更ながら、このブログが本の紹介とかで活発になったらすごく面白いんじゃないかと思いました。 私もまた書きます。


今年もたくさんの素敵な本に出会えますように!!

2011年1月17日月曜日

その1ドル札の特徴は?

1ドル札を拾ったキートン。
これで思いを寄せる女性にプレゼントが買える!と喜ぶのもつかの間、
1ドル札を落としたわ、というご婦人登場。
キートン、一応聞いてみる。
「その1ドル札の特徴は?」

今回のとぼらシアターでは、ついつい笑ってしまうギャグや台詞が満載のコメディ2本立てを上映しました。
『キートンの探偵学入門』とチャップリンの『キッド』です。

テストが近く天侯も悪いなか、来てくださった方々ありがとうございました!!
他の人と〈笑い〉を共有しながら観ることができ、本当に嬉しく思います。
皆さんいかがでしたか。
私が初めてキートンやチャップリンの映画を観たとき、こんなにおもしろいとは、ととにかく驚きました。
世の中にはいろんなジャンルの映画がありますが、映画を観るうえで一番大事なのは「楽しむこと」なんだ、ということを感じさせてくれます。

今年度、4回上映会を行いました。
来年度も月に1度くらいのペースで上映会を行っていきたいと思います。
とぼらシアターをよりよいものにしていくために、
ご意見・ご感想のある方はコメント欄に書き込みをお願いします
私は、休み期間中せっせといい映画の発掘をしたいと思います。

ちなみにキートンとチャップリンが共演した『ライムライト』(1953)がイオンシネマ金沢フォーラスで観れます!
まだまだ先の5月28日から一週間だけですが。
というのも「午前十時の映画祭」というのが2月5日より同映画館で約1年にわたり開催されるのです。
全国的なイベントで、1950~70年代の名作50本がそれぞれ一週間ずつ毎日午前10時より上映されます。

私はこれが楽しみで楽しみで♪(しかも大学生は500円です)。
ひとりでも行く気満々ですが、誰か毎週通う仲間いないかな~なんて思ってもいます。
その人が車もちだとさらにいい…。

とぼらシアターと「午前十時の映画祭」で皆さんのこれからの映画ライフが充実することまちがいなし、です☆


はてさてちょっと気弱だけどいい奴なキートンは、ご婦人にきちんと1ドル札を返してあげたのでした。

2011年1月7日金曜日

遅ればせながら

あけましておめでとうございます!
2011年のとぼらの活動もまったりとスタートしました。
後期もあと1か月ほどということで、時間の流れの早さに驚きます。
そのまま流れてしまえばいいのにそうはいかないテストが存在しますが。

そんなテスト&レポート期間をうまく乗り切るために!

①図書館員さんがレポートの書き方を教えてくれるそうです。
 [レポート作成基礎講座]
 1月17日(月)から21日(金)、16:30~17:30、オープンスタジオにて
 こういう場合はどうしたら、等の疑問にも答えてくれます☆
 
 私も空いている日に参加しようかなと考え中。
 
テストだレポートだの日々に息抜きを、ということで

②第4回とぼらシアターやります!!
 予定としては
 1月17日(月)18時過ぎ~、中央図書館3階AV室にて
 バスター・キートン主演の『キートンの探偵学入門』 (約45分)
&チャールズ・チャップリン主演の『キッド』 (約1時間)
 のコメディ2本立てです。なお、間に休憩を入れるのでどちらか一方だけ、という方も大歓迎です。

チャップリン、聞いたことありますよね。
実はサイレント映画黄金期、1910年~20年代にかけて三大喜劇王がいました。
チャップリン、キートン、ロイド。
知名度でいえば圧倒的にチャップリンですが、彼らの笑いには違いがあり、そのどれもが魅力的です。

今回の『キートンの探偵学入門』でいえば、映画だからこそできるトリックを最大限に使っていて、その発想の豊かさには驚くばかりです。
さらに、キートンといえばアクロバット。これまた笑いを通り越して驚くと思いますよ。
『キッド』はチャップリンと子どもの交流が描かれています。
絶妙なやりとりににっこりです。

ちなみに私はキートンが大好きなので、これを期に名前を覚えてもらいたいな、なんて思っています。
楽しみだなあ♪

うまく息抜きしつつ、寒さに負けず1月を乗り切りたいものです。
そんなこんなで本年もよろしくお願いします。