2011年4月14日木曜日

『パリの恋人』


こんにちは、ボンテです。
中央図書館内にとぼらシアターのポスターが貼り出されました。
ので改めて紹介します。

とぼらシアター2011,4
オードリー・へプバーン主演の『パリの恋人』(1957年・アメリカ)を上映します。
日時は4月22日(金)13:00~、場所は中央図書館3階のAV室です。
入場無料、誰でも大歓迎の上映会です。

『パリの恋人』は、パリ&ファッション業界を舞台にした色鮮やかでおしゃれなミュージカル。
パリを舞台にした魅力的な映画のひとつです。

パリと言えばまず思い浮かぶのが『巴里のアメリカ人』。
1951年のミュージカル映画で、ジーン・ケリーというすばらしいダンサー・俳優が踊りに踊ります。
一口にパリといってもこれはアメリカ人からみたパリ。

フランス人からみたパリが描かれるのが『巴里の空の下セーヌは流れる』です。
こちらも1951年の映画で、パリを舞台に何の関係もなかった人々の人生が交差していきます。
ある場所を舞台にいろんな人の人生が交錯していく、というのはグランド・ホテル形式と呼ばれていますが、それは『グランド・ホテル』という1932年の映画がきっかけでそう言われるようになったもので、グランド・ホテル形式のパニックバージョンが『ポセイドン・アドベンチャー』や『タワーリング・インフェルノ』で、となんだか戻れなくなりそうなので終わりますが、ようは私自身好きなんです。
最近のだと2003年の『ラブ・アクチュアリー』や2004年の『クラッシュ』は、かたやロマンチック・コメディでかたや社会派ですが、どちらも描かれるのは人の繋がり。両方ともおすすめします。

パリの旅は続きます。
パリっ子でパリの感覚をもっとももっていたと言われているのがルネ・クレールという監督。
1923or1924年の『眠るパリ』という1時間もない映画があるんですが、おもしろいです。
ある科学者の発明した光線で時間が止まった!
塔の上で寝ていた男と飛行機に乗っていた数人のみが光線を免れ、固まった街・人の間を動き回るというSFっぽいお話です。
その他『巴里祭』や『巴里の屋根の下』など名作を手掛けています。
覚えておいて損はない名前です。

パリ。
行ったことはないのでさぞや勝手なパリ像でしょうが、いいですね。
みなさん、とぼらシアターで一緒にパリを楽しみませんか?

2 件のコメント:

  1. とぼらシアターどうでした?
    「パリの恋人」見たかったなあ。原題は"Funny Face"なんですよね。

    パリの映画と言えば、「天井桟敷の人々」もよかったですね。ちょっと長いけど。

    返信削除
  2. 時間なのか、作品なのか、去年よりも多くの人が来てくれました♪
    ただ4限とすこーしかぶったので途中で抜けることになってしまった人がいて、申し訳なかったです。
    次回は4限前に終わるように調整しようかと思います。
    ほんと、一緒にみれるとよかったですね…。

    「天井桟敷の人々」ってまだ見てないんです。楽しみにとっておく、という感じで。期待。

    返信削除