2011年6月17日金曜日

パスカル少年にも。

本日、少年と風船の絆を描いた「赤い風船」の上映会を無事に終えることができました。
ご来場くださったみなさんありがとうございました。
毎度のことながら図書館の職員さんには大変お世話になっています。
そしてパスカル少年、癒してくれてありがとう♪

「赤い風船」は〈映画らしさ〉を感じることができる作品です。
じゃあ〈映画らしさ〉ってなんだと言われたら答えにくいけれど、ひとつにはやはり風景を組み込めるということだと思います。
映画が発明された当時、撮影隊は世界中に散り風景を撮影してまわったそうです。
まだ見ぬ土地の風景だったりそこに生きる人々の姿そのままを捉えたものが人々の心を掴みました。
舞台よりも広く、多種多様な世界が外には広がっていたのです。

「赤い風船」ではパリの街並みを楽しめます。
パリに生きる人々の姿も(演技であっても)、です。
台詞は少なくても、風景と人々を映した映像が多くを伝えてくれる、そんな映画だと思います。


とぼらシアター今回は心暖まるファンタジーでしたが、次回はハラハラドキドキなサスペンスにしようかな、と考えています。
またお時間あればぜひお越しください。

2011年6月14日火曜日

明後日朝顔プロジェクト2011金沢in金沢大学中央図書館

に本日参加しまして、ひよりも良いなか朝顔苗の里親という大事な地位を負うこととなりました。
ひいては収穫まで、生協で本買うついでかなんかに元気でやってる?と声をかけに行くだけでいいそうです。
ただもうひとつお家で育てる方の苗も貰ってしまったので、こちらは本当に責任重大。
なんせ2003年の莇平(新潟)に始まり水戸や21世紀美術館を廻ってここまで受け継がれてきた苗だそうで。
まめに世話するタイプでは決してないので、不安…。
とりあえずカーマに行こう。

なお、詳細は金沢大学図書館の明後日朝顔プロジェクト・ブログのほうへ。


そういえば前回のブログで彗星のごとく現れ、金沢市内の古本屋を紹介してくれたのは今年度加入した新メンバーです。
私はブックオフみたいな古本屋は認めない!という趣向はもってませんが、なにぶん自転車で行ける範囲にブックオフがない。
しかも映画好きとあってはオヨヨ書林のような古本屋大歓迎でたまに行きます。
みなさんもぜひ行ってみてください。

2011年6月12日日曜日

金沢市のおすすめ古本屋

図書館に直接関係ないのですが、金沢市内の古本屋を紹介します。




一、オヨヨ書林 http://www.oyoyoshorin.jp/ ツイッター http://twitter.com/#!/oyoyoshorin




せせらぎ通りと竪町ストリートに店を構えています。タテマチ店は芸術・建築・映画を中心に、せせらぎ通り店は絵本・詩集・文学書が中心です。せせらぎ通り店は今年の3月21日にオープンしました。


本の廻りがはやいため、訪れるたびに変化があります。私が好むエロ・グロ・ナンセンス、幻想怪奇のジャンルも充実しているので、足しげく通っています。




二、あうん堂 http://www.aun-do.info/




ひがし茶屋街の辺りにあります。店を見つけるのが少々難しい?今はやりのブックカフェと呼ばれる店です。カフェを楽しみつつ、ゆっくりと本を読む。または店主としゃべるのもよいかもしれません。気さくな方で、様々な情報をくれます。店は絶版本の収集に力を入れているようです。置いてある本の数は少ないですが、魅力あるタイトルが揃っている気がします。




三、金沢文圃閣  http://kanazawa-bumpo-kaku.jimdo.com/




金沢駅→金沢中央局というルートでいくことになるかと思います。通り沿いにあります。こちらもやや見つけるのが難しい?ガレージ店舗も併設しています。良くも悪くも、古本屋らしさがにじみ出ています。過去二回ほど訪れましたが、いずれも熱心なお客がいて、邪魔。失礼、引け目を感じました。様々なジャンルがあって、眺めるだけでも面白いです。営業時間が午後五時までであること、水曜日と日曜日が定休日であることに注意です。(店のページには水曜日が定休日とは書いていません。)








香林坊の通りにあります。店の紹介にもあるように大人から子どもまで幅広く楽しめる店です。この店の魅力はブックカバーとしおりをもらえることです。ブックカバーは「本の洋服屋」というサイトを利用している模様。 →本の洋服屋http://chobitt.com/book/


しおりはポスターやカレンダーを切ったものです。なじみの客が多くいるようで、店の人とおしゃべりしている場によくでくわします。






以上四つの店を紹介しました。他の古本屋については「石川の古本屋」http://ishikawa.kosho.gr.jp/ 


を参考にするとよいかと思います。










2011年6月11日土曜日

映画に長さは関係なく


今月のとぼらシアターは6月17日(金)となりました。
時間は13:00~13:40と18:15~18:45で前回に続き2回上映します。
場所は中央図書館3階のAV室です。

肝心の上映作品ですが、「赤い風船」という映画です。

わずか36分。
が、映画に長さは関係なくいい映画はいいのです。

一瞬一瞬のショットを切り取ってしまいたくなるような、愛おしい映画です。

少年がある日出会った赤い風船。
風船はなぜか、少年のあとをどこまでもついていきます。

リアルなようでファンタジーな世界が広がり、
1956年の映画ですが新鮮さを感じます。
ハリウッド映画とは違うフランス映画らしさというのも出ているのでしょう。

入場無料、だれでも気軽に来てもらえればと思います。
よろしくお願いします!



余談ですがアルフレッド・ヒッチコックという映画監督は、
「映画の長さは、人間の膀胱がどのくらい耐えられるかで決めるべきだ」と言ったそうです。
というわけでヒッチコックの作品は長くても2時間超。
その間観客をハラハラドキドキさせ飽きさせません。
なのでこの言葉にみょーに納得してしまった自分がいました。
本当に…余談でした。

2011年6月7日火曜日

とぼら今後の予定

今日も週に一回の定例ミーティングを行いました。

今後の活動としてはとぼら選書コーナーの展示を定期的に入れ替えていく予定です。
ブログの更新が滞っていた間、とぼら選書コーナーが一新。
第一弾として「金沢といえば…」というテーマで、とぼらメンバーが各自選んだ本にコメントをつけ並べました。
気軽に手にとって借りてもらえればと思います。

そして今月も近づいてきました、とぼらシアターです。
ゼミの準備で苦しんでいるうちに来週に迫り、ポスターやパンフレットの作成を急ピッチで進めています。
日時等はまた別途連絡したいと思いますが、今回の「赤い風船」も素敵な映画です。
どうぞお楽しみに。

近いところの予定でいえば、明日は選書を行う予定です。
新刊本の中から図書館に入れたい本を選ぶ作業で、メンバーはもくもくと本と向き合います。


さて、今日のミーティングでは図書館のiPadが登場。
触らせてもらいましたが、文字入力とかアプリを使うとか基本的な操作にまだ慣れず。
ただ、使いこなせたらいろんなことができそうでいいなあと。
今のところは電子書籍とかグーグルマップとかだけで結構感心しているボンテです。